僕の大切な人





「蓮」

「なに?」

「会ってほしい奴がいんだけど
会ってくれるか?」

拓実がそんなこと言うなんて
どんな人だろ?
「うん」

俺はアイツが待ってる店に急いだ

「H2O?」

「紅茶の茶葉専門店らしい
高校からのダチがやってる店」

「そうなんだぁ」

俺は、ドアを開けるなり
「来てやったぞ」と言ってやった

「何だよ、その言いぐさは」

「その通りなんだからかまわねぇだろ」

「お前は…そういう奴だったよな」

「そうそう、諦めろ」