僕の大切な人







「蓮は、近いうちに拓実の両親と兄貴に
会うんだろ?」

「はい」

「ちゃんと蓮の気持ち言えよ
これから長い付き合いになるんだからな
相手の気持ちもちゃんと聞いて」

「はい」

「拓実は、両親や兄貴じゃなくて
蓮の絶対的な味方でいろよ」

「はい」

「蓮君、拓実君の実家だから
凄く緊張するのは分かる
でもね、蓮君自身が拓実君と
今後もパートナーとして付き合っていくと
決めたんだからね」

「はい」

「拓実君もそう、これからの人生を
蓮君と共に歩いていくと
決めたんだからね」

「はい」


俺達は、渚さんの作ったオムライスを
食べながら、たわいもない話をしたあと
他に行くところがあると店を後にした。