僕の大切な人






「渚さんと恭司さんがしてる指輪
瑠依さんの作品ですね」

「あぁ、拓海と知り合ってから
瑠依達とも、知り合いになってな
新しく指輪買おうと思ってたんでな
瑠依に頼んだんだ」

「そうなんですね」

「あぁ」

「うちのお店も、アクアと同じで
名のある会社の会長さん社長さん
芸能人の方が多いんです
外国の方も結構来るんですけどね」

「へぇ~」

「うちのお店は、変わってて
普通は、お客様を選んだりしないでしょ」

「客商売なんだからしないだろ」

「そこが違うんだよ、拓海」

「選んでんのか、客」

「うん、金額に関係なく
お客様が、瑠依さんの
お眼鏡に適わなければ
断っちゃうんだ」

「そんなんで、大丈夫なのか?」

「うん、大丈夫」