楽しい高校生活はあっという間に終わってしまった。





3年後。

私のお腹は大きくなっていた。

そう、私は妊娠したのだ。

泰樹くんと私の赤ちゃんがもうすぐ産まれる。

赤ちゃんが生まれて落ち着いたら泰樹くんと優美は結婚する。

泰樹くんが優しく私のお腹をさすってくれた。

「あの頃、俺さ優美のこと振ったよね。あれは優美を忘れるために振ったんだよ。今更だけどごめんね。これからはずっと優美のそばにいる。」

泰樹くん。

大丈夫だよ謝らなくて。

だって今とても幸せだから。

「泰樹くん謝らなくて大丈夫だよ。大好き」

「俺も優美が大好き」

そう言うと、泰樹くんが私に優しくキスをした。

泰樹くん。

ずっとずっと一緒だよ。