運命の恋人

放課後になった。

私はグランドにいる陸上部の部員を眺めていた。

泰樹くん。

泰樹くん。

会いたいよ。

今何処にあなたはいるの?

寂しいよ。

辛いよ。

するといきなり麗美が私の頭を叩いた。

「いい加減忘れなよ。泰樹くんのこと。新しい恋人見つけて新しい恋愛しなよ。」

そんなこと言われても、私は泰樹くんのこと忘れられないよ。

麗美わかってよ。

私の気持ち。