「間違いか間違いじゃないか、それは俺なんかじゃ判断できないね」
『善か悪か、それを判断する能力が君にあるのか?』
そう言ったのは睦月くん、キミだろ?
「けど、とにかくこれだけは言える。俺はお前を――
――死なせたくない」
くぅー、カッチョイイ。
出来ればこれ、女性に対して言いたかったし。
「有坂くん……俺は生きてていいのかな」
「ダメな訳ねぇだろ? それ以上言ったら殺す、俺が殺す! だから黙れって」
てか、死なせるかっつーの。
睦月くんのしたことは罪だけど、『悪』じゃない。
『悪』じゃないんだ。俺はそう信じている。
だから、それを証明するためにも、絶対に死なせる訳にはいかない。
「うん。わかった。俺に手錠を掛けるのは有坂くんだよ? だから――
――必ず無事に戻って来て」
「睦月くん……。キミさっき、あんなカミングアウトしたばっかだし、そういう言い回しは妙なニュアンスを帯びてしまうよね?」
20%の本気を交えた冗談を言ってやると、睦月くんはハハッと小さく笑い声を漏らした。
『善か悪か、それを判断する能力が君にあるのか?』
そう言ったのは睦月くん、キミだろ?
「けど、とにかくこれだけは言える。俺はお前を――
――死なせたくない」
くぅー、カッチョイイ。
出来ればこれ、女性に対して言いたかったし。
「有坂くん……俺は生きてていいのかな」
「ダメな訳ねぇだろ? それ以上言ったら殺す、俺が殺す! だから黙れって」
てか、死なせるかっつーの。
睦月くんのしたことは罪だけど、『悪』じゃない。
『悪』じゃないんだ。俺はそう信じている。
だから、それを証明するためにも、絶対に死なせる訳にはいかない。
「うん。わかった。俺に手錠を掛けるのは有坂くんだよ? だから――
――必ず無事に戻って来て」
「睦月くん……。キミさっき、あんなカミングアウトしたばっかだし、そういう言い回しは妙なニュアンスを帯びてしまうよね?」
20%の本気を交えた冗談を言ってやると、睦月くんはハハッと小さく笑い声を漏らした。



