そして俺の結論。
睦月くんは、坂下を尾行なんかしていない。足を失ったヤツを、今頃はツバサ学園に送っている最中か、もしくは既に到着しているか。
梶がこっちの手に渡った時点で、自分の正体がバレるのは時間の問題だと、当然予測はついているはずだ。だとしたら――
――睦月くんは戻って来ない。
「俺、行くわ」
何の前置きもせずそう口にして立ち上がれば、兄貴がすかさず「どこへ?」と尋ねる。
「決まってんだろ? ツバサ学園だよ。睦月くんを待ってたって時間の無駄だ」
「待て、皆人。何の戦略もなく目的も曖昧なまま動くのは危険だ」
兄貴が正論で引き留める。
「戦略とか目的とか、そんなもんクソ食らえだし。兄貴たちは兄貴たちで勝手にやれよ。じっくり戦略練って、確実に任務遂行したきゃそうすりゃいいだろ? 俺は俺のやり方でやる」
「『俺のやり方』? 皆人、ふざけてるのか? お前なんかに何が出来る。余計なことはするな」
睦月くんは、坂下を尾行なんかしていない。足を失ったヤツを、今頃はツバサ学園に送っている最中か、もしくは既に到着しているか。
梶がこっちの手に渡った時点で、自分の正体がバレるのは時間の問題だと、当然予測はついているはずだ。だとしたら――
――睦月くんは戻って来ない。
「俺、行くわ」
何の前置きもせずそう口にして立ち上がれば、兄貴がすかさず「どこへ?」と尋ねる。
「決まってんだろ? ツバサ学園だよ。睦月くんを待ってたって時間の無駄だ」
「待て、皆人。何の戦略もなく目的も曖昧なまま動くのは危険だ」
兄貴が正論で引き留める。
「戦略とか目的とか、そんなもんクソ食らえだし。兄貴たちは兄貴たちで勝手にやれよ。じっくり戦略練って、確実に任務遂行したきゃそうすりゃいいだろ? 俺は俺のやり方でやる」
「『俺のやり方』? 皆人、ふざけてるのか? お前なんかに何が出来る。余計なことはするな」



