日置は何をこうもてこずってんだ。お陰でこっちは嫌ーな雰囲気じゃねーかよ。
「政府のシステムを攻撃って?」
兄貴は落ち着き払って窪田に問う。
どんな時も冷静。兄貴には感情ってもんがないんだろうか。
だからロボットって言われんだ。
「国家の機密情報が一部暗号化された。逮捕されたのは小学校を卒業したばかりの少年。当の本人は、事の重大性を全く理解していない様子だったらしい。
暗号解析ソフトはないのかと、躍起になって問い質す大人たちを、不思議そうに見詰めながら「ない」と答えた。だが睦月は――
その暗号を、ソフトなんか使わず5分で解読した」
「そんなこと……人間に可能なのか?」
「天才にだったら可能だろうな。ヤツは天才だ。そして、天才を敵に回したら、非常に厄介」
窪田が言うと、全然、厄介そうに聞こえないしね。
「政府のシステムを攻撃って?」
兄貴は落ち着き払って窪田に問う。
どんな時も冷静。兄貴には感情ってもんがないんだろうか。
だからロボットって言われんだ。
「国家の機密情報が一部暗号化された。逮捕されたのは小学校を卒業したばかりの少年。当の本人は、事の重大性を全く理解していない様子だったらしい。
暗号解析ソフトはないのかと、躍起になって問い質す大人たちを、不思議そうに見詰めながら「ない」と答えた。だが睦月は――
その暗号を、ソフトなんか使わず5分で解読した」
「そんなこと……人間に可能なのか?」
「天才にだったら可能だろうな。ヤツは天才だ。そして、天才を敵に回したら、非常に厄介」
窪田が言うと、全然、厄介そうに聞こえないしね。



