と、谷口さんの上着のサイドポケットから携帯のバイブ音が聞こえた。
それを取り出して画面を確認した谷口さんは、
「噂をすれば、だ」
言って、ニッと笑って見せ電話に出た。
「石原の様態は?」
兄貴が声を絞って尋ねてきた。
やっぱ兄貴もチワワくんのことが心配なんだな、と。そんな風に思ったら、きゅうんと胸を締め付けられるような気持ちになった。
これって一体、何?
「取り敢えず、命に別状はねぇよ。ICU(集中治療室)から一般病棟に移ったしね」
俺が知っている範囲での最終情報を教えてやると、兄貴はホッと一つ息を吐いた。
「何やってんだよ、てめぇは。絶対目ぇ離すなっつったろーが」
突然に轟いた谷口さんの爆発的怒声に、俺、ビビる。
それを取り出して画面を確認した谷口さんは、
「噂をすれば、だ」
言って、ニッと笑って見せ電話に出た。
「石原の様態は?」
兄貴が声を絞って尋ねてきた。
やっぱ兄貴もチワワくんのことが心配なんだな、と。そんな風に思ったら、きゅうんと胸を締め付けられるような気持ちになった。
これって一体、何?
「取り敢えず、命に別状はねぇよ。ICU(集中治療室)から一般病棟に移ったしね」
俺が知っている範囲での最終情報を教えてやると、兄貴はホッと一つ息を吐いた。
「何やってんだよ、てめぇは。絶対目ぇ離すなっつったろーが」
突然に轟いた谷口さんの爆発的怒声に、俺、ビビる。



