漆原、兄貴、無駄に体格の良い大男はボディーガードみたいなもん?
後はどう見ても使えそうにないチンピラ風の若い男二人。うち一人が、例の抗体保持者の少女を引き摺るように連れている。その乱暴な扱いにイラッとする。
五人か。
ということは、敵は四人。兄貴は味方……のはずだよな?
相変わらず蜂須賀の銃口は俺のこめかみにピッタリ密着。谷口さんは、俺たちから数歩離れて、ただ所在なく立ち尽くしている。役立たずめ。
どうするよ? 兄貴。
「そいつら、何なんだ?」
自動ドアをくぐるなり、想定外の『邪魔者』を目にした漆原が、蜂須賀に向かって腹立たしげに問う。
「ネズミが一匹、紛れ込んでる」
蜂須賀の妙に勿体つけた言い草に、一層胃がムカムカして、俺、吐きそう。
後はどう見ても使えそうにないチンピラ風の若い男二人。うち一人が、例の抗体保持者の少女を引き摺るように連れている。その乱暴な扱いにイラッとする。
五人か。
ということは、敵は四人。兄貴は味方……のはずだよな?
相変わらず蜂須賀の銃口は俺のこめかみにピッタリ密着。谷口さんは、俺たちから数歩離れて、ただ所在なく立ち尽くしている。役立たずめ。
どうするよ? 兄貴。
「そいつら、何なんだ?」
自動ドアをくぐるなり、想定外の『邪魔者』を目にした漆原が、蜂須賀に向かって腹立たしげに問う。
「ネズミが一匹、紛れ込んでる」
蜂須賀の妙に勿体つけた言い草に、一層胃がムカムカして、俺、吐きそう。



