入ったばかりの部屋を後にし、冷たい廊下をひたすら真っ直ぐ進む。
この重苦しい沈黙が永久に続くんじゃないかと思えて、俺の精神はかなりの圧迫感で今にも押し潰されそうだ。
何か言えよ、野獣谷口。俺、どう動けばいいんだよ?
と、太郎くんが突如足を止め、その場にうつ伏せで横たわる。
俺と谷口さんが呆気にとられて、ただボサッと見ていると、
「お前らも伏せた方がいい」
顔だけを持ち上げて俺たちを振り返り、ニマッと不気味に微笑んだ。
は? 匍匐(ホフク)前進でもするの?
ポケッと眺めていたら、後頭部をいきなり平手で殴られた。
正確には殴られた訳ではないけど、そのぐらいの衝撃だった。
この重苦しい沈黙が永久に続くんじゃないかと思えて、俺の精神はかなりの圧迫感で今にも押し潰されそうだ。
何か言えよ、野獣谷口。俺、どう動けばいいんだよ?
と、太郎くんが突如足を止め、その場にうつ伏せで横たわる。
俺と谷口さんが呆気にとられて、ただボサッと見ていると、
「お前らも伏せた方がいい」
顔だけを持ち上げて俺たちを振り返り、ニマッと不気味に微笑んだ。
は? 匍匐(ホフク)前進でもするの?
ポケッと眺めていたら、後頭部をいきなり平手で殴られた。
正確には殴られた訳ではないけど、そのぐらいの衝撃だった。



