驚き過ぎて言葉が出えへん。
そ、それに、さっきから心臓うるさいし。
いや、それより、茶髪は私のせい?
チャラ男ぽいのって全部、私のせいですか?
えっ?
私の顔に顔を…
ち、近い!
「俺、ずっと委員長だけ見てきて…いつ告ろ思ってたんやけど…好きです。俺と付き合って下さい」
私の目を真剣な目で見つめて…
な、なんで標準語で言うん。
あかん。
こんなん…どうしたらいいんや?
そ、そやけど嫌いでは無いし…
そやけど、ちょっと腹立つところもあるし…
そやけど…
あ~とにかく心臓が爆発しかけてるし…
「委員長」
「は、はい」



