「ここは・・・・どこだ?」






・・・森?






小鳥のさえずりだけが聞こえる静かな世界。







もうこのままでもいいかなーって。






そんな風に思わせてくれるぐらいだ。






しかしそれは一瞬にして崩れていった。







「ざざざざっっ・・・・」





なんか俺のほうに向かって走ってきてる気が・・・




・・・ん?





それはあの赤いうさぎだった。







どんどん迫ってくる。






目が逝ってる・・・。







殺される・・・





あれ?






俺の目の前には弓と弓矢が一本置いてあった。





誰のか知らないけど・・・





借りるしかない!!