「暁〜草刈り手伝・・・」








「うわっ、でた草厨ジジイ!!おめーのせいで遅刻なんてたまるかよ!」






俺はダッシュで坂を駆け下りた。






「はあ、はあ、はあっ・・・週1でこの絡みあるからさすがにやっかいだ。」






朝から気疲れした。




もういい。




早く学校へ行こう。





・・・・・ん?





なんだあれは??





俺の視界には赤いうさぎが一匹こちらを見ている。





「すげえぇ・・・。」




俺は、こんな珍しい生き物もう二度と見れねぇ気がする。





写メを撮るべくケータイのはいっているポケットに手を突っ込んだときだ。




俺は突然頭痛に襲われた。





視界が暗くなった。




意識を失った。