いつもわかってるくせに、なんでこういうときだけわからないの?
気づいてよ!
「何をだよ?」
「エッチ…………」
聞こえるか聞こえないかくらいの感じでボソッと言った。
「は?それ……本当か?」
恥ずかしながらも頷いた。
「俺も………勘違いか………」
はぁ………と翡翠は安堵のため息をついた。
「珠莉………お前、他の男の前で赤くなるなよ」
「なんで?」
「ただ他の奴に見せたくないだけ」
意味わからない………
「珠莉………」
チュ………
名前を呼ばれてキスをされた。
「仲直りだ」
「うん……ごめんなさい」
「俺もごめん。
もうあんな思いしなくないし、それに珠莉に触れられないなんて堪えられない」
「わたしも………いや」
「だから、これからはなんでも言う。
珠莉もだ。何かあったら絶対言えよ?」
「何でもいいの?」
「なんでもいい」



