恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




聖真さんのこと好きになるわけないのに。

それに赤くなったのって、あれのせいだよね………




「自信がねぇんだよ………
珠莉を守る自信が………つなぎ止める自信が」




いつも翡翠は自信を持ってる。
だけど、そんな翡翠がこんなこと思うなんて………




翡翠………

わたしはそれでも………



「自信を持ってる翡翠でも自信を持ってない翡翠でも、わたしの気持ちは変わらないよ。
どんな翡翠でも大好き。
わたしのこといつも考えてくれてる翡翠は優しいと思うし、素敵だよ」



「素敵って………お前なぁ………」


翡翠は呆れたような恥ずかしそうな顔をした。




「それに………」



「なんだ?」



「聖真さんと話したとき赤くなったのは……………
翡翠としてるときのことを思い出させられたから………」



「何をしてるときだ?」