恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




「勘違いして………ごめんなさい。
でも……会社に行くなって行ったのは………なんで?」



「それは………………


聞くな」



「なんで……?」



なんか………疚しいことでもあるの?



「……………」



やっぱり………
なんか……隠してるんだ………



「翡翠のばか………」



「あ?」



「翡翠のばか!もう知らない!」



「ちょっと待て!」



翡翠から離れようとしたけど、腰当たりを支えられて無理だった。



「またなんか勘違いしてるだろ」



「だって………」



教えてくれないから疑いたくもなるよ。




「チッ…………会社に行かせなかったのは自信がなかったからだ」



舌打ちをして翡翠は言った。


「自信?」

ってなんの?



「俺はいつも珠莉を危ない目に合わせるし………守れない」



「そんなことないよ」



「そんなことあるんだ。
百瀬社長とか聖真のこととか………
それに、入社式のとき珠莉が聖真と話した後、顔が赤かったから好きになるんじゃないかって思って、近づけさせないために、会社に行かせなかったんだ」