恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




珠莉が何かを悩んでいたことくらいわかっていたのに………


俺は珠莉が離れて行くことばかり恐れて、何もしてやることが出来なかった。






臆病だな………






珠莉…………


お前が許してくれるなら、俺の傍に戻ってきてくれ………



珠莉………




好きなんだ。





お前のことが…………こんなにも…………







病院のベッドの上に寝かされた珠莉の右手を握りしめた。