恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




初めての土地での運転は心配だったけど、翡翠は難無く運転していた。



しばらくすると、懐かしい町並みが………




ここ……覚えてる。


学校が終わってからよく茜と来ていたところ。



微かにだけど、覚えていた。
変わったところも確かにある。でも、ほとんどがあの頃と変わっていない。



中学校も通った。
わたしが卒業できなかった中学…………



そして、今通っているところは、2年間歩いて通った通学路。


たしか、ここを曲がったら………





着いた………


敷地に入り、翡翠が車を停めた。


車を降りて確認をする。



改装したのか外装は昔より綺麗になっていた。

入り口近くには花壇。
水やり当番があってわたしも時々水をあげていた。


今も咲いている花と花壇の傍に置いてあるじょうろがまだそれが続けられていることを証明していた。