翡翠も仕事始めててデスクのところにいたのに、いつの間に?
「珠莉ちゃんを返して!」
「そうよ!離しなさい!」
「んなことしたら、お前らまた触んだろうが!」
「なぁに?翡翠。
ヤキモチ?
自分は触ったことないからって」
「………んなわけ……ねぇだろ!」
今の最初の間は何?
すると、翡翠はわたしをお姫様抱っこをして、まだ騒いでる二人を残し、デスクの方に戻り座った。
わたしはまた翡翠の膝の上。
「大丈夫か?」
「大丈夫だけど………
翡翠もやっぱり触りたいの?」
「そ、そんなわけねぇ」
そう言ってるけど………
翡翠、動揺してるよ………



