恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




翡翠も仕事始めててデスクのところにいたのに、いつの間に?



「珠莉ちゃんを返して!」


「そうよ!離しなさい!」


「んなことしたら、お前らまた触んだろうが!」



「なぁに?翡翠。
ヤキモチ?
自分は触ったことないからって」



「………んなわけ……ねぇだろ!」




今の最初の間は何?




すると、翡翠はわたしをお姫様抱っこをして、まだ騒いでる二人を残し、デスクの方に戻り座った。


わたしはまた翡翠の膝の上。



「大丈夫か?」



「大丈夫だけど………
翡翠もやっぱり触りたいの?」



「そ、そんなわけねぇ」



そう言ってるけど………
翡翠、動揺してるよ………