恋する*spring~春をうられたわたし~【完結】




「なんかいい匂いがする〜♪
それに………」



それに?



「柔らか〜い♪
珠莉ちゃんって胸が大きいのねぇ♪」



胸から顔を離した早百合さんは、手で胸を触りだした。


ちょ、ちょっと!



「ほんと?!」



お弁当を食べ終えて、仕事を再開しようとしていた理恵さんが、わたし達のところまで戻ってきた。


すると、早百合さんと同じように胸を触りだした。




「ほんとだ〜♪
大きくて柔らか〜い♪」





理恵さんまで?

二人はいっこうに離してくれる気配はない。


これどうしたら……

「わっ!!」



腰に手が回ってきたと思ったら、いきなり後ろに引かれ早百合さん達と離された。



「お前ら……
いい加減にしろ………
勝手に触んじゃねぇ!」