そう思ったけど、翡翠には言わなかった。
少しでも、亜由美さんのことを考えてほしくなかったから。
ちょっとした独占欲。
「お腹空いたー!
ご飯たべましょう」
社長室に戻って来た理恵さんがそう言って、ご飯を食べることになった。
ソファーに座りみんなでお弁当を広げる。
みんなでっていっても、津田さんと木村さんは食堂に行ったから、翡翠と理恵さんとわたしの三人だけだけど。
理恵さんは大体いつも自分でお弁当を作って来ている。
仕事も忙しそうで大変なのに、すごいよね。
尊敬する。
「やっほー♪
みんな〜、久しぶり〜」
わたし達が話しをしながら、お弁当を食べていると、知らない人が社長室に入ってきた。



