「マジかよ……
てっきり20歳超えてんだと思ってた」



「わたし、そんなに老けてる?」



ユリはショックを受けている。





「ちげーよ。
お前は大人っぽ過ぎる」



「そうかな」



「てか俺、犯罪じゃねぇ?
未成年に手ぇ出すとか」



「え?
お互い好きなら大丈夫じゃない?」



「そうだけど………
お前はいいのか?
10も離れたおっさんで」


10も離れてたら、結構な差だよな……
大丈夫なのか?



「大丈夫だよ。
歳なんか関係ないし………翡翠はまだまだ若いよ!」


「お前がいいならいいけど」


それからは二人で残っていたガトーショコラを食べたり、まったりしながら過ごした。