耳元で言われ、首筋にキスされた。
耳元やばい………
力が抜けそう。
「うん……どういたしまして」
「残りはまたあとで食べるから、残しといて」
「わかった」
よかった……
喜んでもらえて。
翡翠は離れてくれるかと思ったけど、離れてくれない。
「翡翠……やりにくい」
「ん〜?それは仕方ない。
頑張って」
頑張ってって………
このままでしろと?
わたしがうろちょろすると、翡翠も後ろからうろちょろ。
はたから見たら、変な光景だろうね。
「出来た」
「お疲れ様」
翡翠はやっと離れて、お皿を運んでくれた。
今さら離れるの?



