私、叶 蘭〔カノウラン〕は
普通の高校2年生

只今、
屋上に呼び出されている。

目の前にはそこそこイケメンの先輩、
顔を真っ赤にして立っている

「叶さん、俺君のこと好きなんだ」


かっこいいなぁ

けど…
「すいません、」

「なんでだよ?好きなやついるの?」

「います。」

嘘、いない。


けど
好きなひと出来るかもしれないから
あたしは断る!!


「わかった。わざわざありがとう」

そういって
先輩は去っていった