【楓斗side‐】


次の日、普通に登校すると…


「キャーーーッ!
おはよう!坂崎くん」


昨日と同じように俺の机の
周りに群がって来る女共。


つーか、朝からうるせー。


甲高い声がやたら頭に響く。


つーか、なんで俺の周りに
群がってくんだよ!


と、イライラしていると…


「あのー坂崎くんって
彼女とかいるの?」


顔を赤く染めて言う女。


あーそういうことね。


俺がそこら辺の男よりも
少しかっこいいから顔目当て
寄ってきてるだけね。


でも、そういうのは
お断りだつーの!