けど…大きな人ばかりだから
入り込んでも、入り込んでも
何度も跳ね返される…。


こういう時って背が低いと
不利だなと改めてそう感じた。


てか、このままだったら
クラス見れないじゃ~ん!


涙目で友ちゃんに助けを
求めた。


「はぁ…!あんたって子は…
あたしが穂香の分のクラスも
見てくるから待ってなさい」


そう言い残すと友ちゃんは
人だかりの中に消えていった。


わーい!友ちゃんって
優しいなぁーっ!


優しい友ちゃんに
感謝感激!


友ちゃんの言うとおり
おとなしく帰りを待つことに
した。


すると…