「あ、ももちゃん!え、
おーい、百野未緒ー」


「は、あー。 奈々」


部活帰りらしい奈々に
後ろから声掛けられた。


「あ、そうだ、ごめーん。ウチ、
この友達と帰る。本当ごめん!」


私の肩に手を置いて、奈々は
後輩っぽい子たちに謝った。


え・・帰ん・・の?