【唯side】


私達は、手を繋いで教室に向かって歩いている途中。

し....視線が痛い。
まあ、しょうがないよね。蓮は、モテるんだし。

蓮は、髪の毛が茶髪で、背も高い。
横から見ればまつ毛もスッと長くてまるで、モデルさんだよ。

かっこぃぃなあっと見ていると

「唯、そんなに見んな。照れる。」

ふぇ!?
そんなに見てたか!?

「ごっごめんッッ」

って、照れるとか、かわいー♪

なんか、このままだと、蓮の虜になっちゃぃそお。

私は、馬鹿なことを考えていたら、いつの間にか教室に着いていた。

「なぁにボーっとしてんだよ?」
蓮が笑いながら話しかけてきた。

「ボーっとしてなぃもん!!」

ちょっと恥ずかしくなった私は、自分で顔が赤くなることがわかった。

「ちょ!!唯!!いつの間に蓮と!?」

瑠愛が走ってこちらに来た。

「俺がコクった。」

真剣な眼差しにキュンッッときた。

「え。アンタが?」

「わりぃかよ…」

「別に、唯!!おめでと♪」

「ぁ、ありがと♪」

なんか、恥ずかしいな。
でも、嬉しい…


「ニヤニヤすんなよ」

「してなぃもん!!」

こんな風にずっと一緒に居られたらいいな。