使者の黙示録

(裏社会に生きる人間が、そんな愚かなことをするとは思えない)


なにより、団司が自分たち教団を葬り去る気であれば

野瀬の言うように、団司はとっくに行動を起こしているだろう。


しかし、そうはいっても

マザー・アミコにとって、団司は危険因子であることに変わりはない。

マザー・アミコにすれば、一刻も早く団司の存在を消し去りたいところだ。


マザー・アミコの思考が、いかにして団司を亡き者にするかということに偏ってきたとき

彼女に注意をほどこすかのように、野瀬が再び話しはじめる。