使者の黙示録

(うっ!?)


団司から放たれる威圧感は

マザー・アミコの身体に物理的な作用を引きおこす。

身体中がビリビリとしびれて指一本うごかせない。


さらに、全身が鋼鉄の壁で押し潰されるような感覚が加わってくる。


(くっ…ハッ)


まともに呼吸ができない。


常識では考えられないことが、わが身に起きているマザー・アミコは

ふだんであれば冷静に働くその頭脳が、パニックを起こす。


身体は動かせない、声も出せない、息をすることすらかなわない彼女は

身体中から冷や汗を流しつづける以外に、なすすべがなかった。