歯車。〜モウ元ニハ戻レナイ〜






「ハル、可愛いー。」




「えぇっ。お世辞言っても、何もでないぞ!!」




雅人は何かと私にお世辞を言う。




ま、目の前の潤の ナナ好きオーラを見なくて済むから、都合はいいよね。




「ハルー!!」




雅人と話してたら、ナナが話し掛けてくれた。




・・・いや、話し掛けてくれたと言うより

雅人とそんな仲良くしないでよ

って感じかな?




いつもナナは私を責めるけど。
そんなナナだって、潤と凄い親しいくせに。




ナナはちょっぴり自己中だよ。




でも、良いところのが沢山あるし、それに、私が偉そうには言っちゃダメだよね。。




「あ、ナナ!ねぇ、保健室行こ。」




「そだね、行こー。」




すると隣に居た潤が、悲しい顔をした。




ズキンッ




私の胸が、そう悲鳴を上げた気がした。