歯車。〜モウ元ニハ戻レナイ〜






「ナナー!」




「うわぁっ!じゅ、潤っ!?」




「ははっ、ナナ、驚きすぎー。」




私の目の前で行われている事。聞きたい?




サイアクな光景だよ。




潤が、ナナに後ろから抱きついたの。




で、楽しそうに話してる光景。




親友だから、普通でしょって言われたら終わり。




だって、ただ私が勝手に潤に思いを抱いて、勝手に嫉妬してるんだからね。




私、もう見てるのが辛いや。




「ハールッ!」




「んぐっ!?」




いきなり名前を呼ばれたと思ったら、凄い力で抱きつかれた。




こんなことすんの…アイツしかいないじゃん、ったく。




「雅人、辞めろーっ!!」




「あ、ばれた?さすがハル!」




そりゃ、ばれるっつーの。