「明日から、
また新しい学校ね」

「うん」



百合華は、想像する。


― 矢崎くん、
いるだろうなぁ ―



久々の再会に、

懐かしいやら照れくさいやら

なんとも言えない気持ちを

百合華は、
抱いていた。



― 会うかな…

会ったら…何て言おう ―


――――…