『いいわ…貴方がその気ならそうしてあげる』


そう言って、電話をかけ始めた。


多分お父さんにだと思う…


『もしもし?お父様?


牧野って所をつぶしてほしいんですけど…』


<何を言ってるんだ!!つぶせるわけないだろ!?>


『何でですか!?』


リーダーパンダは意味が分からないと言う顔をしている。


<いいか、牧野財閥は世界№1のところだぞ?


つぶしたらどうなるか分かるよな?>


そこまで聞くと、リーダーパンダの顔が真っ青になった。


クラスの皆は「何があったんだ?」と言う顔をしている…


意味が分かってるのは、リーダーパンダと、


私だけであろう。


春「どうしますー?」


『す…すみませんでした!!』


は?すみませんでしたで済むわけないじゃん…


春「私の機嫌ひとつで、貴方の財閥なんかつぶせるのよ?」


私は、極上の笑みで言った。


だが、その笑みは黒く、とても殺気だっていた。


例えていうと、クラスの全員が凍りつくようだった、


『どうか…家だけはつぶさないでください!!』


…あーあ、つまんない。


皆私が財閥だと知っただけで、態度を変える。


春「私をイジメた事、後悔することね。」


そう言って、私は親父に電話をかけた


春「もしもしー?柊財閥をつぶしてー?」


父<はいよー>


ん、完了


『いや…いやぁっぁぁあああああああああああ』