「紀伊さん!?」 「いいから早く隠れろ!!この下に地下がある!そこに行け!!」 僕は地下に向かった。 今ここに居ても何も出来ないから。 今思うと紀伊さんはどうやって戦っているんだろう。 少し後ろを振り向くが、紀伊さんの姿はどこにもない。 もしかしたら紀伊さんも地下に向かっているのかもしれない。 早く地下に行こう。