「ここは俺達で何とかする!!お前達は薬を持って逃げるんだ!」 「わかりました!!」 僕は素早く返事をし、葵さんを連れて逃げようとしたが、葵さんは動かなかった。 「葵さん!?行きましょう!」 「嫌よ」 「紀伊さんの命令です」 「嫌!!」 そう叫び、自分のポケットから薬を取り出した。 (葵さん…飲む気だ!) そして葵さんは見事薬を飲みきり鎖骨から蒼い光が空に向かって表れた。 「葵さん!?」