小さな花



僕は走って葵さんの部屋に向かった。

「葵さん入っていい?」

「え…あ、どうぞ」

僕は部屋に入ると同時に告げた。

「僕はもう怖くない。一緒に戦おう」

そう言って僕は手を伸ばした。

それを受け入れるように葵さんが手を重ねた。

「パートナーが紅で良かったかも」

「どうも♪」