小さな花



「葵さん大丈夫?」

「うん、気にしないで」

きっと怖いんだろう。
僕だって怖い…。

葵さんは真っ直ぐと自分の部屋に戻った。

僕も紀伊さんと同じ部屋に戻った。

テロの部屋は基本的相部屋だ。僕は紀伊さんと同じ部屋になった。

「知ってたか?紅」

「何をです?」

「パートナーを選ぶのは女だ。けど絆が深くなければ武器化は出来ない」

「はい?」

「葵はお前を気に入ったみたいだ。今回も成功するな」