小さな花



「紀伊さん敵襲は!?」

「政府が退いた」

「そうですか。葵さんが研究所に向かいました」

「そうか。パートナーは紅だろ?」

「はい」

「もう少しでお前も花の一員だな。まだまだ小さいけど」

「紀伊さん!?僕のPC開いたんですか!?」

紀伊さんが爆笑しながら僕に言った。

「確かに俺達は小さな花だ。けど誰よりも大きい花でもあるんだよ」

「どういう事ですか?」

「いずれわかるさ」