小さな花



「禁じられた薬品の置いてある部屋はこの001ね。暗証番号番号は76。それから赤外線があるからこの眼鏡かけて」

「あ、うん。紅ってこんな事出来るのね」

「まぁね。それから白い服着て行ったほうがいいかな。壁が白いからあまり目立たないと思う」

「りょーかい」

「死ぬなよ」

「うん」

そして葵さんは研究所に向かった。今なら研究所は手薄なはずだからと言って。