小さな花



前に教わった地下への階段を見つけ地下に入る。

そこには美形とも言える顔立ちの人がいた。

「桜葉紅?」

「あ、はい」

「私、水凜葵」

この人が葵さんか…
すごく紀伊さんに似てる気がする。

髪が長くてつり目で色白でまつ毛も長くて瞳が蒼い。

あれ…紀伊さんは紅くなかったか?

「私のパートナーになる勇気あるの?」

「パートナー…?」