でも水無瀬は…




「…僕の大事な許婚が泣いていたら悲しいな…」




「…いいなずけ…?どういうこと…?」





「君がなかなか僕のものにならないから父さんに頼んだんだ…そしたらOKしてくれて美和の両親もすんなりOKしてくれたよ…」





私と婚約する事しか考えていなかった