初めての恋は誓約書から



かわいこちゃんの大きな瞳からは

大粒の涙が零れていた





「なにやってんの?」



自分でも怖いくらい

低くて冷めた声が出た



かわいこちゃんは目を見開いてた



「あ゙ぁ?」




ギャル男は威嚇するみたいな声で振り返った




ははっ…きも




「なにやってんのっていってんの、ないてんじゃん」


ギャル男はかわいこちゃんを突き飛ばすように放して


あたしに近づいた



「誰だてめぇ?邪魔してんなよ」



そんなギャル男を無視して

あたしはかわいこちゃんに駆け寄った