それから二週間
一度も愛羅は学校には来なかった
俺は心配になって
あいつの家に向かった
あいつの家は母子家庭で
昼も夜も母親が働きに出かけているらしい
もし居るなら愛羅1人
話もできそうだとおもった
ピーンポーン――――…
だれも出てこない
「愛羅ぁ?俺だけ…」
パリンッ!
俺の声を妨げるように
何かが割れたような音がした
「愛羅?!」
ドアノブに手をかけると
その扉はすんなりとあいた
「愛羅!大丈夫か?!」
「龍…斗」
くらい部屋に1人ぽつんと
愛羅はへたりこんでいた
俺は愛羅に近寄って触れようとした
―――パシッ
はねられた手は愛羅に触れることなくに宙に浮いた
「愛羅?」
「どうしてきたのよ…」
「そりゃお前が心配で…」
「は?心配?呑気にキスしといてよくそんなことがいえるわねっ!」
俺はこの時
初めて見られていた事を知った
目に涙をためて歯をくいしばってる愛羅をみたら
言い訳も出来ない

