月夜の涙











あたしが少しずつ崩れていって。
煙草まで吸うようになっていった。







髪も染めて、イメチェンにショートボブ。







でも、煙草を調達するのはいつも時間が掛かってた。
何せ煙草は自分で買えないもんだから(背小さいし)、ヘビースモーカーの知り合いに分け与えてもらうだけだった。







1回、学校のことでイラついて根性焼(煙草の火を肌に押し付ける事)をやろうとした時。







流石に煙草を分け与えてくれた人はヤバイと思ったらしい。







その人曰く「男子だったら何も思わなかった、お前は女子だからな」と言っていた。







あたしのこと、ちゃんと女子だと思ってたんだ。
と少し感心しながら、少しずつ彼から貰う煙草の量は減った。







そりゃ、最初は煙草の量が少なくなって、イラついてた。
でも、我慢するという事も覚え始めたんだ。