ー1時間目。
うー。見ちゃう。授業どころじゃない!!
「そんなにみないでぇー。照れるぅ~。」
嘘!!見てるのバレてる!?やば!!
「ば、ばかじゃないの!?み、見てないよ!!」
あぁー。最悪。私って可愛いげなさすぎ。
今日は1日があっという間に終わった。
「きゃー!!カッコいい!!」
まったく美織ったらそればっかなんだから。サッカー部だぁ!!島崎どこにいるかな。
島崎はサッカー部に所属していてもちろんエース。
「島崎カッコいいね。」
千恵…やっぱり好きなのかな…
「おーい。」
その時島崎がこっちに手をふっていた。私だったらいいな。でもそれは私の願いにしかすぎなかった…
美織だった…
島崎の目線の先は間違いなく美織だった。
涙でそう。
私はその場を逃げ出した。
友達に涙を見られたくなくて…
はぁ~。私は駅で電車を待っていた。なんて弱いんだろう…
「水川!?」
そこには千里くんがいた。
彼は野球部のキャプテンで成績優秀おまけに身長は高く鼻はシュッとしていて切れ長な瞳が彼を輝かしている。
「千里くん!!偶然だね。」
「だな…」
沈黙…
「お前、何かあったの??」
「な、なんで!?」
「い、いや。涙のあとがあったから…わりぃ。聞いちゃ駄目だった??」
「ううん!!全然!!むしろ嬉しい。ありがとう。」
ありがとう。千里くん。でも今はその優しさがすごく苦しい。
「水川ってなんか無理してない!?」
「そうかな…。なんでそう思うの??」
「顔が笑えてないよ。俺はわかるよ。」
「そうかなぁ…。私は無理なんかしてないよ?」
「ならいいけど…。でも言いたい事はちゃんと言った方がいいよ。」
「…。」
「ぢゃあ俺行くね。また明日。」
「う、うん。また明日!!」
千里くんは手を振りながら電車に乗っていった。無理してるか…
チリリーン!!
もう朝か…
私はあのあとまっすぐ家にかえった。ずーっと考え事してた。あの時千里くんに言われたことは今でも心に残っている。
学校行きたくないな…でも行かなきゃ!!体が重い…
私は制服に着替えて家を出た。
「おはよー!!」
美織…今は美織を見るのがつらい。こんなの私のわがままにしかすぎないのに…
うー。見ちゃう。授業どころじゃない!!
「そんなにみないでぇー。照れるぅ~。」
嘘!!見てるのバレてる!?やば!!
「ば、ばかじゃないの!?み、見てないよ!!」
あぁー。最悪。私って可愛いげなさすぎ。
今日は1日があっという間に終わった。
「きゃー!!カッコいい!!」
まったく美織ったらそればっかなんだから。サッカー部だぁ!!島崎どこにいるかな。
島崎はサッカー部に所属していてもちろんエース。
「島崎カッコいいね。」
千恵…やっぱり好きなのかな…
「おーい。」
その時島崎がこっちに手をふっていた。私だったらいいな。でもそれは私の願いにしかすぎなかった…
美織だった…
島崎の目線の先は間違いなく美織だった。
涙でそう。
私はその場を逃げ出した。
友達に涙を見られたくなくて…
はぁ~。私は駅で電車を待っていた。なんて弱いんだろう…
「水川!?」
そこには千里くんがいた。
彼は野球部のキャプテンで成績優秀おまけに身長は高く鼻はシュッとしていて切れ長な瞳が彼を輝かしている。
「千里くん!!偶然だね。」
「だな…」
沈黙…
「お前、何かあったの??」
「な、なんで!?」
「い、いや。涙のあとがあったから…わりぃ。聞いちゃ駄目だった??」
「ううん!!全然!!むしろ嬉しい。ありがとう。」
ありがとう。千里くん。でも今はその優しさがすごく苦しい。
「水川ってなんか無理してない!?」
「そうかな…。なんでそう思うの??」
「顔が笑えてないよ。俺はわかるよ。」
「そうかなぁ…。私は無理なんかしてないよ?」
「ならいいけど…。でも言いたい事はちゃんと言った方がいいよ。」
「…。」
「ぢゃあ俺行くね。また明日。」
「う、うん。また明日!!」
千里くんは手を振りながら電車に乗っていった。無理してるか…
チリリーン!!
もう朝か…
私はあのあとまっすぐ家にかえった。ずーっと考え事してた。あの時千里くんに言われたことは今でも心に残っている。
学校行きたくないな…でも行かなきゃ!!体が重い…
私は制服に着替えて家を出た。
「おはよー!!」
美織…今は美織を見るのがつらい。こんなの私のわがままにしかすぎないのに…
