暴走族と4才児!~second~

「俺と忍は、小学校が同じだったんだ。初めて知り合ったのは、俺が小3で忍が小1の時だった」

「そのときの忍は、なんかひどく落ち込んでて‥‥俺はいつも、忍を元気付けようと必死だった。今思えば、理央奈が引っ越した後だったと思う」

「何だかんだで、忍は俺になついてくれた。そんな時、忍が"兄貴''を紹介してくれたんだ」

「‥‥‥もちろん、それが亮さんだった。当時、まだ総長だった亮さんに、俺は凄く憧れたんだ。俺によくしてくれて‥‥いつか、あんな風になりたいと思うようになって‥‥高校の時、俺は星龍に入ったんだ」