暴走族と4才児!~second~

「‥‥‥それが、この場所なのか」

「はい。懐かしいなぁ‥‥」

私が思い出にひたっていると、奏斗さんはクスッと笑う。

「なんか、想像できるな。亮さん達がここで騒いでるの」

「‥‥‥そういえば、奏斗さんはどうしてりょうにぃをそこまで尊敬してるんですか?」

「ん?」

「だって、りょうにぃは11代目総長で、奏斗さんは17代目総長ですよね?」

「あぁ、それは‥‥」

奏斗さんは、目を細めながら懐かしそうに話してくれた。