暴走族と4才児!~second~

「わ、この魚可愛い!」

「‥‥‥‥食ったらまずそうだな」

「ちょっと、そういう夢のない発言しないで下さい!」

私が怒ってそう言うと、奏斗さんが冗談だと言って笑う。

‥‥‥‥‥奏斗さんが言うと冗談に聞こえない。

そんな会話をしながらも、私と奏斗さんは水槽を見て回り、イルカショーを見たりして、あっという間に時間は過ぎていった。

そろそろ時間だからと水族館を出ると、奏斗さんはまだ行くところが有るんだと言う。

私は言われるがままにまた奏斗さんのバイクに乗った。